10/9 昨日と今日の綿ふとん
日中の暑さは続いていますが、朝夕の涼しさに救われます。
昨日、中学生の子達と過ごす時間がありました。
そのような時、寝具製作技能士として尋ねることがあります。
座る時、何か敷いている?
答えはここ数年、「何も敷いてない」です。
それぞれの家庭に無ければ、それが当り前なのですね。
それでも、ふっくらと綿の入った座布団を前にすれば、とても嬉しそうな顔を見せてくれます。
知らないだけなのだと思います、気持ち良さを。
綿のこと、綿ふとんのこと、もっと知ってもらいたいと思いますね。
さて、先日綴じ糸をお決めになったお客様の銘仙ざぶとんが仕上がりました。55✕59センチが銘仙ざぶとんのサイズです。
十年程前には、よくお客様用に、とのことで八端ざぶとんを仕立てた記憶があります。
最近は珍しくなりました。使う場面が少なくなったと言うことかもしれません。洋風化、欧米化?でしょうか。
中学生が「家に座布団は無い」と言うのも無理はないですね。
お客様の遠州綿紬 胡桃染
刺し子用糸の色、ボリューム感が丁度よいと思います。
打ち直し綿を使い、次にまた好きなものを作る。
とてもいいですね😊
ありがとうございます。
本日の話です。
今日は綿打ち作業がはかどったようで助かりました。何せ私は仕立て専門なので、綿が無ければ手も足もでません。
お客様のご注文、展示販売用の綿ふとんを順に作らせていただきます。
しばらくお待ちくださいませ😊
明日も半日位は仕立ての予定です。
昨日も本日もありがとうございました。