ショートスリーパーは本当に睡眠時間が短くても大丈夫?

最近、ネットでショートスリーパーについての記事をよく見かけます。

今回は、ショートスリーパーについてお話しします。

一般的にショートスリーパー(短時間睡眠者)とは、6時間未満の睡眠でも、日中に眠気がなく、パフォーマンスが落ちず、平日と休日の睡眠サイクルが変わらず、十分に健康を維持できる「短時間睡眠体質」の人のことです。

ショートスリープについての書籍も、何冊か読んだことがあります。

「短く寝ることが健康にいい」とか、「睡眠時間が短いと高いパフォーマンスが出る」とか、長時間睡眠を悪く書いているわけではありません

多くの睡眠関連の本と同じく、「睡眠を通して健康に過ごしてほしい」という思いがあります。

特に、ほかの睡眠に関する本と違うのは、早く入眠できる方法が書かれていることです。

よく「布団に入っても、なかなか寝つけない」「眠りたいのに眠れない」など、入眠に関する悩みがあります。

それに対してショートスリーパーの本には、時間を無駄にしないために、早く入眠する方法や、眠れないときはどうするべきかなど、入眠に困っている方や、眠れなくて悩んでいる方に対するアドバイスが書かれています。

眠れなくて悩んでいる方は、一度読んでみるといいかもしれません。

ただ、ネットでショートスリーパーとして紹介されている方の中には、1日30分しか睡眠をとらない方もいます(この方の本も読んだことがあります)。これは、あまりにも極端だと思います。

ここで重要なのは、「睡眠時間が30分でも大丈夫」や「睡眠時間を削ってもいい」と思わないことです

若い世代を中心に、「リベンジ夜更かし」というものが話題になっています。これは、平日は仕事などで自由な時間が取れず、週末など翌日が休みのときに、睡眠時間を削って遊んだりすることです。

ショートスリーパーの本では、夜更かしは推奨されていません。むしろ、「眠れるときに眠りなさい」と書かれています。

厚生労働省のサイトにも、年齢別の推奨睡眠時間が載っています。しかし、24時間社会といわれる現代では、これを完璧に実践することは難しいでしょう。

ショートスリーパーは、睡眠時間を削ることが目的ではなく、「眠れるときに眠る」ということを伝えたいのかもしれません。


記事を書いた人
水谷 祐介:快眠・寝具アドバイザー
複数の睡眠資格と100冊を超える睡眠関連本を読んでおり、お客様の睡眠の悩みに寄り添いながら、寝具選びのお手伝いをしています。

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