打ち直し仕立て過程
今日は、敷き布団が出来上がる過程を撮ってみました。
かなりはしょっております。
前に、ふとん側の上に綿(わた)を広げた写真を見て頂きましたが、その後になります。
ここまで来るのに少なくとも10枚以上は、広げて、ずらして、重ねます。
4つの角を扇のように切り取ります。これは、尖った角を作るためです。
そして、両脇の綿をふとん側に合わせて内側に折り、一番上の1枚を衿のように開いておきます。
ポイントは1枚ずつの継ぎ目をなだらかにすること。
寝たときに異物感があったら嫌ですよね。
次に「角作り」です。左を作り、右も同様に形作ります。
シュッとかたちの良い角がいいですね。
ポイントは「柔らかい綿なのに芯がある!」です。
上下4つ作ります。
その後、残しておいた綿で中心部に綿を重ねていきます。
体が乗る所は特に重ねますが、違和感があってはいけません。
高過ぎず、低過ぎず、お客様のことを想像しながら。
はしょり過ぎですみません。
一気に「ふとんの形」の出来上がりまで来てしまいました。
「見たことある」とおっしゃる方、かなりいらっしゃるのではないでしようか?
明日はこの続きをお話しします。
本日もありがとうございました。