3/3/19 お客様と「綿ふとん」のお話を
いつもありがとうございます。「ふとんの水谷」仕立て職人でございます。
今日は雨上がりでも風は弱く、少しだけひんやりした空気が爽やかな一日でございました。
本日は休養日ですが、午前中にお客様とお会いする約束があり、店舗へまいりました。
3年前にシングル敷き布団を作らせていただいたお客様が、そのお布団をお持ちくださって、「苦になるところがあるけど、どうしたらいいのか決めかねている」との事です。
「3年経って気になるところが…」
普通ならば、「打ち直して仕立て直し」とお答えするところですが、お話ををお聞きしますと、3年の間に
「丸洗いしていない」
「いつも同じ側で寝ている」
とのことで、さらにお客様は小柄でスリムな体型の方で、ひどい凹みは無い感じでしたので、
「まず丸洗いをして、その後しばらくふとんの表側裏側、頭側足側を万遍なくお使いになってみてはいかがでしょう。
それでまた直ぐに同じようなお悩みが出てきたら、その時に打ち直しをしてはどうでしょう。」とお話ししました。
きっちり3年でなくても良いと考えています。
お一人おひとり、全ての条件が違いますので、お客様にはこのようにお答えいたしました。
「それでも3年経っているので、早めに作り直す事が、より気持ち良くお使いいただける」こともお伝えしてました。
何度も書かせていただいておりますが、やはり「日々のメンテナンス」が大事です。
☆ 干す(布団乾燥機おすすめです)
☆ 汗や汚れが気になったら「丸洗い」
☆ お手入れのラベルを目安に打ち直して仕立て直す
お客様にお願いしたい事は、この3つでございます。
今回、綿ふとんをお使いくださっているお客様と、直にお話しが出来てとても良かったです。
まだまだお伝え不足な点も確認できましたし、お客様が「綿ふとん大好き😊」と、笑顔でおっしゃってくださり、本当に嬉しく思いました。
「明日へのちから」となりました。
結局、直ぐに丸洗いをしてくださる事に決まりました。
もうしばらく気持ち良くお休みになれるといいなぁ、と思います。
綿ふとんのお悩みがございましたら、どうぞお問い合わせくださいませ。
今週もがんばってまいります。よろしくお願い致します。
本日もありがとうございました。