10/24 続.打ち直しで思うこと

今日も暖かい日でした。

昨日よりは空気に湿気があり、明日は雨が降るようですね。

空気も乾燥気味でしたし、少し湿度が欲しいところでしょうか。

 

本日は、長身のお客様がお使いになる敷き布団です。

身長180センチの方が使われるとのことで、本当なら220センチの敷き布団が良かったのですが、カバーのことと、毎日の扱い易さのことなどを考え、210センチにされました。

綿の量は、スタッフがいろいろお話を伺って6.6Kgと決まりました。

打ち直し仕立てです。

今回は打ち上がった綿、19枚で約6.6Kgありました。

どのように綿を張っていけば、長い期間腰のあたりが沈まないか、切って、開いて、重ねて、慎重に進めます。

こちらのお客様の綿は、元が敷き布団でしたし、打ち直すだけで、まだまだ敷き布団としてお使いいただける綿でした。

ハリのあるお布団が出来上がりました。

 

打ち直しの綿はいろいろです、昨日も書きましたが。

どのような場合も極力、使って気持ち良いと思えるようにお作りしています。

が、例えば次に作るものに適さない綿であったとか、かなり長い間お使いになっていた綿だったなどの場合もあります。

お客様に「こうすればもっと使いやすい、良いお布団になりますよ」ということを分かりやすくご説明出来たなら、さらに「打ち直しで新品同様」の綿ふとんができあがると思っています。

難しい点もありますが、徐々にその方向に向かって行けたら、と思っております。

「新品は気持ちいい、でも打ち直しも気持ちいい」今よりもっとそのように感じていただけるようなお布団を作りたいです😊

 

先月ご注文いただいた、遠州綿紬の銘仙ざぶとんが出来上がりました。お待たせ致しました。

本日もありがとうございました。

前の記事を見る
一覧へ戻る
次の記事を見る

この記事をシェアする:

  • Facebookでシェアする
  • twitterでシェアする

サービス

取扱商品